
Philosophy
スポーツに人を合わせるのではなく、プレーする人にスポーツを合わせる、という考えです。
他の スポーツのように複雑なルールに縛られることなく、わずか16条の簡単なルールで、しかも高度 な技術を必要としません。
年齢、性別、障害の有無に関わらず、すべての人が、いつでも、どこでも、だれでも楽しみながら、しかも生涯を通じて行うことのできるスポーツなのです。
ルールの冒頭にエチケットが3条も占めていることは、他のスポーツにはない特徴であり、人としての品位や振る舞いが重視されるスポーツであることが分かっていただけると思います。
プレーの結果として勝つことに楽しさを感じることは当然ですが、それ以上に、結果に至る過程が 大切にされ、プレーヤー同士の交流や触れ合いなどがとても重視されます。
しかし、勝つことだけが目的化すると、ごまかしたり仲間のプレーにクレームをつけたりするようになり、当然のことですが、良好な人間関係をつくっていくことはできません。
プレーの過程における交流や触れ合いを 今後とも大切にしたいものです。
また、グラウンド・ゴルフには、だれが勝つか負けるか分からないという結果の未確定性があります。
初めから勝ち敗けが分かっていてはプレーの楽しさを味わうことはできません。
ホールインワンを達成するとマイナス3になるのはこのような考え方によるものでグラウンド・ゴルフの大き な特徴です。
スポーツ経験の少ない人でもホールインワンを達成した時に成績が上位になる可能性があり、そのことでスポーツの楽しさや喜びを味わうことができ、スポーツを継続してやろうとする意欲や関心が高まります。
マイナス3の考え方は今後とも堅持されなければならない基本的な考え方といえます。
プレーヤーの自律性が重視され、自分自身を審判する公平性や公正さが強く求められます。
グラウ ンド・ゴルフに審判がいないのはこのような考え方を重視しているためです。
グラウンド・ゴルフというスポーツは、ルール違反をする人はいないという前提で成り立っており、ごまかす人がいてはグラウンド・ゴルフにはならないのです。
自らを如何に律することができるかがとても大切なことといえます。
自分に都合の良いようにルールを解釈したり、平気でルール違反をする人がいると聞きますが、これはスコア至上主義、勝利至上主義が招いた弊害といえます。
さらにいえば、規範意識や倫理観などに欠けており、本当にグラウンド・ゴルフを愛する心をもっていない人といえます。
自らを律することができなければ、グラウンド・ゴルフをする資格は無いといっても過言ではありません。
グラウンド・ゴルフは、自分自身がプレーヤーであり審判員なのです。
フェアプレーやグッドマナーを心掛け、楽しく気持ちの良いプレーをしたいものです。
グラウンド・ゴルフ愛好者はこれらの基本的な理念を継承し、次世代に伝承していく責務があります。
この理念を多くの人々に正しく伝えることにより、愛好者がさらに増え、グラウンド・ゴルフの正しい理解と普及充実に役立てば幸いです。