『弥生の風を感じてグラウンド・ゴルフを楽しみましょう』 今回の九州大会は、これをテーマに開催しました。
大会会場の国営吉野ヶ里歴史公園は、弥生時代(約600年間)の全ての時期の遺構・遺跡が発見され、これらを復元整備し、歴史を体験する空間になっています。
この吉野ヶ里は、今から約二千年前に「ムラ」から「クニ」へと発展していき、国内最大級の環濠集落へと発展し、外環濠によって囲まれ防御も厳重になっていき、「争い」が激しくなっていく様子がうかがえます。
そして今、争いのない平和な時代に県境を越え九州各県の皆さんと、グラウンド・ゴルフを通じて、スポーツの持つ感動・爽快感や、グラウンド・ゴルフの愛好者とふれあい、交流できる喜びが感じられる大会を目指しました。
このため、弥生時代の物見櫓や竪穴住居を背景に、この広大なロケーションを最大限利用した会場設営とともに、本部関係の役員(会長を含む)やボランティアの大学生には、弥生時代の服装を感じる貫頭着を着てやさしさを表現し、さらにはベストドレッサー賞(単に容姿端麗ではありません。ルールやマナーを守り爽やかなプレーをされていたプレーヤーに贈呈。)を設け、爽快なプレーが楽しめる大会にしました。
こうした思いが、どれだけ表現できたかは不安ですが、九州各県のプレーヤーに、こうした「弥生の風」が感じられたら楽しい大会ではなかったでしょうか。
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